みなさんこんにちは。寺場友達です。
健康のために食べ物や栄養素のことを書いています。
今回のテーマは髪の毛をはやす方法です。
髪を生やすのに必要な栄養素
・タンパク質
髪の毛はタンパク質から作られるケラチンというアミノ酸からできています。どんなものであろうとも材料がなければ作ることができません。
髪の毛もケラチンの材料であるタンパク質が必要不可欠なんです。
タンパク質には多くの種類があり、必須アミノ酸と呼ばれる体内では合成することはできず、食べ物から摂取する必要があるものがあります。
鶏肉、牛乳、レバー、卵などの食材が高タンパク質の食べ物です。
肉にはタンパク質が豊富ですが、脂質が多く肌が脂っこくなる可能性があり、肌に脂が多いと頭皮の毛穴に汚れがつまり逆に髪の毛が生えにくくなります。
肉を食べるときは脂質が比較的少ない鶏肉を食べるようにしましょう。
・ビタミン
毛を生やすには材料であるタンパク質が必要と先程書きましたが、その栄養素がちゃんと頭皮に届かなくては意味がありません。
髪の毛は血液からの栄養素で生えるので血流をよくしなければせっかくの材料が台無しです。
ビタミンは血流を良くする働きがあるので髪の毛を生やすのに必要な栄養素です。
ビタミンC
ビタミンCにはストレスを抑える効果があります。ストレスは自律神経のバランスを崩し、血流を悪化させます。
そんなストレスを無くすビタミンCは良い血流の維持には欠かせません。
主にレモン、アセロラ、パプリカ、パイナップルなどの食べ物に多く含まれています。
ビタミンCは水に溶ける性質があるので生で食べた方が体に多く取り入れることができます。
以前にビタミンCについての記事も書いたのでよろしければこちらもどうぞ

ビタミンE
ビタミンEは血管内の過酸化脂質(汚れた脂質)の増加を抑える働きがあります。過酸化脂質が血管内から無くなると、血液の流れが良くなるのでこちらも欠かせない栄養素です。
主にアーモンド、ナッツ、うなぎ、アボカドなどの食べ物に多く含まれています。
・ミネラル
ミネラルの中でも特に重要なのが亜鉛です。
亜鉛はタンパク質を髪の毛の材料であるケラチンというアミノ酸に変化させる効果があります。タンパク質を効率良くケラチンに変化させる為に亜鉛はとても大切です。
しかし亜鉛を大量摂取すると、発熱や嘔吐などの症状が出るので、くれぐれも気をつけてください。
亜鉛は主に牡蠣、レバーなどの食材に多く含まれています。
ですが牡蠣やレバーが苦手で食べられ無いという人は、亜鉛が含まれているシャンプーやトリートメントを使用することで髪の毛の質が上がることが期待できます。
それ以外にも育毛剤を使うという手もあります。

食べすぎたら髪が生えにくくなる栄養素
さて、ここからは逆に多く食べると髪の毛が生えにくくなってしまう栄養素を紹介します。
脂肪分の多いもの
脂肪を多く摂取してしまうと、皮膚から皮脂がにじみ出て頭皮の毛穴をふさいでしまい、毛穴が汚れて毛が生えにくくなってしまいます。
ジャンクフードや揚げ物などの油っぽい食事は控えましょう。
頭皮の毛細血管の流れを良くする食べ物
栄養素を頭皮に送り出すことはとても大事なことです。
その為にも頭皮の毛細血管に血液をしっかりと通せるように次の食べ物を食べるようにしましょう。
・青魚
青魚には必須脂肪酸のEPOという油が多く含まれています。必須脂肪酸は体内で作ることができず、食べ物から摂取する必要があります。
EPOは赤血球を柔らかくし、狭い毛細血管でも赤血球がスムーズに移動できるようにするので、血流が良くなります。
・玉ねぎ
玉ねぎにはケルセチンという血流を良くする栄養素があります。
ケルセチンは抗酸化能力があり、酸化によって血管内に溜まっていく老廃物を予防する働きがあり、血管内には汚れがたまらず、スムーズに血液が流れたり脳梗塞、心筋梗塞の予防にもなります。
食べ物以外で髪を生やす方法
・生活習慣を良くする
まず発毛に一番大切なことは睡眠です。
質の良い睡眠をとることによって成長ホルモンが効率よく分泌されて、細胞の増加や正しい代謝を促します。
成長ホルモンが一番分泌されるタイミングは、以前は夜10時から深夜2時までと言われていましたが、最新の情報では睡眠時から2時間後のレム催眠の時とされています。
睡眠の他にも、運動をすることで髪の毛が抜けてしまう要因を減らすことができます。
具体的には
- 血流の改善
- ストレスの解消
- 毛細血管の増加
- 脱毛作用のある老廃物の排出
です。
以前睡眠に関するサプリメントの記事を書いたのでそちらも読んでいただけると幸いです。


・水シャワー
髪の毛を生やすには毛細血管の隅々まで血を巡らせて、栄養素を届けることが非常に大切です。
水シャワーは血を隅々まで巡らせる解決策の一つと言えるでしょう。
やり方は簡単。
まずはお湯で普通に頭を洗った後に、水シャワーを頭皮にかけるだけ。
するとお湯で温められて広がった血管は、温度差により急激に収縮します。
脳は冷えた部分を元の温度に直そうと、沢山の血液を送り出すので血管は広がります。
この血管の収縮と拡張を繰り返す動きが血液の流れを良くします。
水シャワーを3回ほど繰り返すとより効果的で毛細血管に血が届くようになります。
・ゴースト血管を無くす
実は、毛細血管は隅々まで血液が流れない状態が続くと消えてしまう性質があります。
消えていってしまった血管はゴースト血管と呼ばれ、二十代の若い人でも注意が必要なそうです。
ゴースト血管を増やさない、さらに血管を復活させることで血流が良くなり髪の毛を生やすことができます。
ゴースト血管は体内のTie2(タイツー)という酵素を活発化させると、元の血管の状態に戻るとわかっています。
Tie2を活発化させる食べ物はシナモンです。
週に2回、1回1グラム以下の摂取で大丈夫ですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回の記事をまとめるとことようになります。
- 髪の毛を生やすには栄養素はタンパク質、ビタミン、ミネラル
- 脂肪分の多いものを食べると髪が生えにくい
- 青魚、玉ねぎを食べて血流を良くするといい
- 正しい睡眠や運動で毛細血管を元気に
- 水シャワーで血流改善
- ゴースト血管をなくす、増やすで髪が生える
それでは今回はここら辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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