みなさんこんにちは。寺場友達です。
健康のために食べ物や栄養素のことを書いています。
今回のテーマは、冷え性を悪化させる身近な食べ物についてです。
冷え性の原因
冷え性は主に血流の悪化によって起こります。心臓から送られる暖かい血液が、毛細血管にうまく流れず、体が冷えてしまうのです。
冷え性を治すには、筋トレやストレッチ、血流をよくする食べ物を摂取するといいですが、逆に血流を悪化させてしまう食べ物をとらないことも大切です。
しかし、現代では冷え性を悪化させてしまう食べ物が意外と身近に多い。
なので、血流を悪化させない食べ物を知ることも大事なんです。
冷え性を悪化させる食べ物
ジャンクフード
ハンバーガーやポテトチップスなどの脂が多いジャンクフードは冷え性を悪化させます。
ジャンクフードなどの食べ物は、動脈に害を及ぼす飽和脂肪酸という物質が多く含まれており、血管の拡張を妨げる効果があります。血管の拡張が少なくなると、血管が狭くなり暖かい血液が通わなくなるので、冷え性が悪化します。
ジャンクフードのほかに飽和脂肪酸が多く含まれている食べ物は、牛乳、チョコレート、ココナッツ、バターなどです。
地上で実っている野菜、果物
地中ではなく、地上で実っている野菜、果物は水分量が多く、体を冷やす効果があります。
具体的には、トマト、きゅうり、スイカなどです。
これらは基本的に夏に育つ作物です。なのでこの作物自体が暑さに負けないように水分が多いので、食べると体が冷えてしまいます。
冬が旬で地中に実っているものは体を冷やす効果がないので、冷え症の人にもおすすめです。
具体的には、ニンジン、かぼちゃ、じゃがいも 、ゴボウなどです。
カフェインが多く含まれるもの
カフェインには冷え性を悪化させる効果があります。
カフェインには自律神経を乱す効果があると言われており、自律神経が乱れると血流が悪くなり、体温が下がります。
また、発汗作用や利尿作用が強いので、体内から水分が多く出てしまい、体の熱も一緒に体外に出ていき冷え性が悪化します。
カフェインが、多く含まれている食べ物はコーヒー、エナジードリンク、緑茶、紅茶などです。
冷え性を改善する食べ物
ここまで冷え性が悪化してしまう食べ物を紹介してきましたが、ここからは冷え性を改善する食べ物を紹介します。
生姜
生姜にはジンゲロールという栄養素が含まれています。そしてそのジンゲロールを加熱するとショウガオールという成分に変化します。
このショウガオールは胃や腸を刺激して血流をよくして、冷え性を改善する効果があるので冬などは特におすすめの食べ物です。
加熱前のジンゲロールには冷え性改善の効果は無いので、生姜は加熱して食べましょう。
高タンパク低脂質のもの
生き物は食べ物を消化するときに熱を発するのですが、タンパク質はその時に発せられる熱が栄養素の中でかなり高いんです。
つまりタンパク質を摂るだけで消化によって体が暖かくなるということ。
タンパク質は主に肉や魚に多く含まれていますが、肉を食べる際に脂質を取りすぎないように注意しましょう。脂質が高い食べ物は逆に冷え性を悪化させていきます。
高タンパク低脂質の食べ物は、鶏肉、納豆、卵、牛乳などです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
この記事を書いてある食べ物で、冷え性を改善してくれるなら嬉しいです。
今回の記事をまとめるとこのようになります。
- ジャンクフード、夏野菜など、カフェインは冷え性を悪化させる
- 生姜は加熱して食べると冷え性改善
- 高タンパク低脂質の食べ物は体を温める
それでは今回はここら辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。